銀行融資

資金調達の一般的な方法のひとつ、銀行融資。ここでいう銀行とは、民間銀行を指します。

ここでは、公的金融機関とは異なる特徴がある民間銀行の融資について、その概要やメリット・デメリットなどを紹介します。

銀行融資の概要

民間の金融機関からの借り入れは、公的金融機関に比べて審査や融資までの時間が短いのが特徴。公的融資を待つ時間がない場合は、銀行融資を利用するのも一つの手です。

その代わり、リスクには敏感で、事業計画や資金計画・信用情報に対しては、公的金融機関よりも厳しい審査があります。

民間銀行の種類

民間の銀行には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合などがあります。

都市銀行や地方銀行は利益優先の株式会社ですから、より審査が厳しく、中小企業に対してやや厳しいところがあります。ただし、大口の取引が多いので、額の大きい融資には向いています。資金量も潤沢なため、金利も低いのが一般的。

対して、信用金庫や信用組合は、その地域の企業の支援を目的とした組織です。都市銀行や地方銀行に比べると中小企業に優しく、融通が利きます。ただし、大口の融資が難しかったり、金利が相対的には高くなる傾向にあります。

融資額・利率

融資の額は、上述のように都市銀行・地方銀行であれば大口の融資も可能です。対して、信用金庫・組合では小口の融資となりますが、中小企業の規模としては信用金庫・組合でも十分でしょう。

同様に、都市銀行・地方銀行は利率が低め、信用金庫・組合はそれに比べると高めになっています。とはいえ、近年の金利の状況では、民間銀行での融資もかなり低い金利となっています。一般的には年利0.9~3.5%くらいと言われています。

返済期間

比較的、長期返済が可能なのが民間銀行の融資の特徴。そのため、数年間の赤字を経ての黒字化を見込んだ事業計画であっても、融資を受けることが可能になります。公的融資では、より短い期間での返済が求められるため、長期的な事業計画での融資は難しいようです。

審査・融資までのスピード

公的機関に比べると、民間のほうが審査は厳しくなります。特に都市銀行・地方銀行は金利が安く、長期返済も可能な分、厳しく審査されます。

一方、審査や融資のスピードに関しては公的機関よりも早いと言えます。早期の資金調達が可能なのは大きなメリットです。

銀行融資のメリット・デメリット

メリット

  • 融資のスピードが早い
  • 長期間の融資が受けやすい
  • 低金利での融資が可能

デメリット

  • 公的金融機関に比べて審査が厳しい(担保が必要な場合も)
  • 信用金庫・組合は借りやすい分、都市・地方銀行に比べて金利が高い

銀行融資とファクタリングを細かく比較

融資を受ける方法として一般的なものの一つが銀行融資です。では、ファクタリングと銀行融資にはどのような違いがあるのでしょうか? 審査スピードや返済期間、手数料などの項目から見ていきましょう。

  銀行融資 ファクタリング
資金調達可能額 1000万円まで 月商以内の売掛債権の範囲内
審査スピード 1週間~1ヶ月 最短で即日
保証人 必要 不要
担保 必要なばあいがある。 不要
返済期間 運転資金なら5年、設備資金なら10年 およそ30~45日
手数料 1%~5% 3社間:1~5%
審査対象 経営状態 売掛先
信用情報への掲載 される されない
審査の通りやすさ 担保や保証人などのチェックが厳しい。 銀行融資とは異なる基準。取引履歴と売掛先の審査が重要。
特徴・その他 もっとも一般的な資金調達法で、コストが低く分割での返済も可能。反面、審査は厳しい。 債務超過や税金滞納があってもOK。融資後にも追加融資が可能。

銀行融資とファクタリングを比べて分かる違い

もっとも一般的な資金調達法である銀行融資とファクタリング、どちらが優れているのでしょうか?ここでは両者の違いを学びつつ、それを見ていきましょう。

現金化されるまでの期間

融資を受ける際にもっとも気になるのが、どれくらいの期間で現金が得られるかでしょう。

これに関してはファクタリングが圧勝です。

銀行融資のばあい、必要書類の準備や審査の結果を待つののにどうしても時間がかかってしまうので、現金化まではおよそ1ヶ月間は見ておいたほうがいいでしょう。

対してファクタリングのばあいは、早いときには即日現金化も可能!

速さを求めるならファクタリングがおすすめです。

必要経費の違い

これに関しては銀行融資のほうが優れています。

銀行融資のばあい、どの銀行を利用するかにもよりますが、その金利は年間で数%となっています。

対してファクタリングのばあいは、手数料はおよそ売掛金の5%前後となり、銀行融資に比べてかなり割高になります。

時間的に余裕があって、費用を抑えたいばあいは銀行融資のほうが適しています。

倒産のリスク

ファクタリングのばあい、ファクタリング会社、売掛先の会社と契約を結ぶことになります。

そのため、仮に売掛先が倒産したとしてもファクタリング会社が回収を行ってくれるので、ファクタリングによって得られた資金はあんぜんなのです。

違いのまとめ

銀行融資は、金利手数料などの費用は安く抑えられるものの、審査のハードルが高い、現金化までに時間がかかるという弱点があります。

対してファクタリングは、費用が割高になるものの早い段階で現金化できて、審査のハードルが低いという特徴があります。

状況によって使い分けましょう。

あなたの会社に最適な資金調達法とは

銀行融資は、低金利・長期間の融資が受けやすい代わりに審査が厳しいのが特徴です。中小企業であれば尚更融資が受けづらいのが現状です。

こちらのページでは、厳選した資金調達の方法を紹介。それぞれの強みや概要を徹底比較しています。

確実・迅速な方法は?資金調達法を厳選比較>>