不動産担保ローン

不動産を担保にして融資を受けることができる、不動産担保ローン。所有不動産があることが前提ですが、審査が通りやすく、大口の借り入れがしやすいのが特徴です。

ここでは、不動産担保ローンを利用した資金調達のメリット・デメリット、審査や金利などについて解説します。

不動産担保ローンの概要

自宅や土地などを担保として、資金の借り入れをするのが不動産担保ローンです。資金を調達する企業や個人の信用力だけでなく、不動産の価値を信用力として審査してもらうことができるので、通常の融資よりも審査が甘く、融資額も高く設定することができます。

返済が滞った場合でも、不動産を担保として利用できるため、リスクが小さいのも特徴です。

当然ですが、不動産を持っていなければ利用できないため、誰でも使える資金調達法ではないのがデメリットです。また、不動産を扱うため、事務手数料、登記費用などの諸費用が必要になります。

もちろん、返済が滞れば不動産を失うことにもなります。

金利

前述のように、基本的にリスクが少ないのが不動産担保ローンの特徴。そのため、金利は低く設定されます。総返済額が少なく済むので、不動産担保ローンは利用価値の高いものとなっています。

審査

不動産を担保として差し出すことができるので、通常の銀行融資の審査に通らなかった場合でも、不動産担保ローンには通る可能性があります。したがって、審査は甘めです。

返済期間

返済期間も長く設定できるのが、不動産担保ローンの優れているところ。無担保の融資に比べると返済期間が長く、最長で30年のローンも設定可能な業者もあります。

借入額

不動産を担保にしているので、大口の借入額にも対応可能。物件の価値によっては、億単位の融資も受けられます。不動産を担保にした大口融資で、さらに大型の事業資金を調達することも可能です。

審査・融資のスピード

ノンバンク系の融資に比べると、スピードに欠けるところは否定できません。

審査から融資までは1週間以上かかるのが一般的。不動産の調査や鑑定には時間がかかるので、仕方のないところです。

不動産担保ローンのメリットとデメリット

メリット

  • 金利が低い
  • 審査に通りやすい
  • 大口の借り入れが可能
  • 返済期間が長い

デメリット

  • 審査に時間がかかる
  • 諸費用が発生する
  • 不動産を失う可能性がある
  • 不動産がなくては利用できない

不動産担保ローンとファクタリングを比較!?

不動産担保ローンは、名前の通り不動産を担保として資金を借り入れる資金調達法です。

担保が必要になるという点や、担保となる不動産の価値によってはそうとう高額の資金を手に入れることができるなど、ファクタリングとは大きく異なる不動産担保の特徴を見ていきましょう。

  不動産担保ローン ファクタリング
資金調達可能額 不動産の価値によっては億単位の借入も可能 売掛債権もしくは月の売上の範囲内
審査スピード 1週間ほど 最短で即日
保証人 不要 不要
担保 不動産 不要
返済期間 最長で25年 およそ30~45日
手数料 5~10%の金利手数料に加え、事務手数料や不動産鑑定費などが必要、合計額が数十万円となるばあいも 資金調達額の5%~25%、金利手数料は高い
審査対象 不動産の価値 売掛先
信用情報への掲載 される されない
審査の通りやすさ 比較的通りやすい 通りやすい
特徴・その他 比較的低い金利で大口の融資が得られる。ローンが返済できないばあい、担保である不動産を失ってしまう。 手数料が高い反面、即日融資可能、売掛先が倒産しても支払い義務が生じない

不動産担保ローンとファクタリングの違いはココ!

不動産担保ローンとファクタリングにはどのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、それぞれの長所や短所、どんな特徴があるのか、そしてそれぞれがどんな業種・企業に適しているのかを見ていきましょう。

融資可能額は不動産担保ローンの圧勝!

資金調達はその方法によって調達できる金額が大きく異なりますが、不動産担保ローンとファクタリングとでは前者のほうが圧倒的に大きな金額の融資が期待できます。

担保となる土地の価値にもよりますが、ばあいによっては億単位の融資を得ることもできます。

反面、ファクタリングの方は、融資額はあくまで売掛債権もしくは月の売上の範囲内となるので、融資額で比べると不動産担保ローンの方が圧倒的です。

審査スピード、必要書類の違い

不動産担保ローンとファクタリングとでは、審査スピードや必要な書類が大幅に異なります。

不動産担保ローンのばあい、審査を受けるためには本人確認書類、住民票、収入証明書、事業計画書など、たくさんの書類を集める必要があります。

また、審査の結果が出るまでにも時間がかかります。

対してファクタリングのばあいは、基本的に商業登記簿謄本、印鑑証明書などをはじめとする5種類の書類があれば審査を受けられますし、結果もすぐに出ます。

どんな人におすすめ?

ファクタリングの特徴は、「手数料などは多少高いけれど、早い場合は即日で融資を受けられる」という点です。加えて審査も通りやすく、審査対象も本人ではなく売掛先なので、赤字決算や債務超過の状態でも融資を期待できます。

対して不動産担保ローンの方は、とにかく金額の大きな融資が期待できるので、主に長期間に渡る返済計画がきちんと立てられる方、ある程度まとまった金額が必要な方、不動産売却を検討している方が利用しています。

あなたの会社に最適な資金調達法とは

比較的メリットの多い不動産担保ローンですが、必ずしも最良の選択というわけではありません。不動産を所有していないと利用できない点も大きいでしょう。

こちらのページでは、数ある資金調達法の中から厳選した方法を比較し紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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