運転資金

無事会社の起業にこぎつけたからといって、安心はできません。開業してからも、給与をはじめ様々な支払いが待っています。これらを回していく運転資金が必要になるわけですが、事業を継続していくために、時には融資に頼る必要が出てくるかもしれません。

大企業でなくては難しい事業資金の融資ですが、どうしたら融資を受けることができるのか、融資を利用して運転資金を調達した成功事例を紹介します。

運転資金融資の成功事例を紹介

事例1:計画性をもって、運転資金の調達をあらかじめ計画しておく

Aさんは、開業の時点で1年半分の運転資金を用意していたそうです。1年半の時点で資金が底をつき、それから融資を依頼したとしても、資金のない会社に融資をしてくれる金融機関は見つかりにくい。そこで、1年の時点で融資を受ける計画を立てていたそうです。

大手銀行に口座を作り、大企業との取引の入金をその口座に集中。大企業との取引が多数成立していることを通帳に残し、評価が得られるようにすることで、その半年後には信用保証協会の保証つきで融資が受けられるようになったそうです。

事例2:税理士の紹介・綿密な計画で日本政策金融公庫の融資を受ける

Bさんは、運転資金をできるだけ低金利で融資してもらうために、税理士と綿密に計画を練って、融資を申し込んだそうです。

日本政策金融公庫から見れば、一定量の融資を行わなければならないので、信頼ある税理士からの紹介による融資を待っているそうです。そこで、税理士の紹介ということでBさん、税理士、日本政策金融公庫担当者の3者面談での審査となりました。

事業が黒字の時に融資審査を受けたことで、返済能力評価が高くなり、金利が低くなるそうです。事業計画書を税理士に作ってもらったり、適正な借入申込額を税理士と相談したことで、スムーズに審査を通過したのだとか。結果、年利1.85%で300万円の調達に成功しました。

自分一人で準備を進めることもできるのですが、プロフェッショナルである税理士の力を借りることで、より有利な条件を得ることもできることがわかりますね。

事例3:創業5年で5億円の融資

Cさんは、事業を進めていくことと並行して、金融機関の信用を得るためにはどうしたらいいのか、直接金融機関の担当者に聞いてまわっていたそうです。

そこでわかったのは、少額で不利な融資であっても、借り入れと返済の実績を積み上げることが大切だということ。そこで、不利な条件によるリスクがあることは理解した上で、借り入れと返済を続けました。完済した時点で、次の融資では条件を良くしてもらう約束を取り付けたり、少額で複数の金融機関からの借り入れを行うなど、手間をかけて実績を積み上げていたそうです。

結果、5年間で無担保ながら5億円の融資を受け、1億円の貸越枠を得ることもできました。運転資金の融資はいずれ必要になることがわかっていれば、金融機関との有効な関係を築いておくことが大切だということです。

大切なのは事業計画書

起業資金の借り入れでも同じことが言えるのですが、融資を受けるために大切なのはやはり事業計画書。どのような事業を行い、今後の計画、利益の見込み、具体的に何のためにどのくらいの資金が必要になるのか…といった計画を綿密に立て、わかりやすく説明するものが必要になります。

そして事業計画書をもって金融機関を訪れ、プレゼンをします。手ごたえがあり、融資を受けられれば成功。結果がダメでも、銀行の反応やフィードバックなどを受けて、計画書を修正・改善しながら他の銀行を当たっていきます。

事業に将来性や確かな見込みがあれば、融資をしてくれる金融機関はきっと見つかるはずです。

こちらのページでは、数ある資金調達法の中から厳選した方法を紹介。それぞれの強みを比較しています。運転資金に最適な、確実・迅速な資金調達法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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